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公開日:2022.07.20音声・電話

0800で始まる電話番号とは? 通話料金が安くなる「フリーボイス」を紹介

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コールセンターなどでは、通話料を着信側が負担する0120から始まる電話番号が用いられています。一方、同様の目的で使える0800の電話番号もあることは、あまり知られていないようです。

そこで本記事では、0120や0800から始まる着信課金番号の解説と、着信課金番号サービスをおトクに利用できる楽天コミュニケーションズの「フリーボイス」を解説します。

0800で始まる電話番号とは

0800で始まる電話番号とは

「0800」は、通話料着信課金の電話サービスの一つで、主にカスタマーセンターなどで使用されています。一般的な通話は発信者に通話料金が請求されますが、0800で始まる電話番号は着信者が料金を負担する仕組みなので、折り返し電話も着信者側に請求されます。また、0120同様、「特定の回線種別からの着信を禁止する」といった設定を行なえます。

0800から始まる電話番号は、1999年7月に総務省により割り当てられて使えるようになりました。

フリーダイヤルより安い0120 | フリーボイス

0120電話番号との違い

「0120」も、通話料着信課金の電話サービスである点は0800と同じです。NTTコミュニケーションズが提供する「フリーダイヤル」が有名でしょう。

0120の誕生は0800より古く、1985年にサービスを開始しました。以後様々な企業により利用されてきましたが、割り当て可能な電話番号そのものが枯渇してきているという問題を抱えています。その対策として生まれたのが、0800から始まる新しい電話番号です。

0570電話番号(ナビダイヤル)との違い

混同しやすいサービスとして「0570」で始まるナビダイヤルがあります。0570は0800のような通話料着信課金ではありません。一般的な通話と同様、発信者側に料金がかかり、通話し放題のプランに加入していても有料となります。

ナビダイヤルの利用シーンとしては、お問い合わせ用の電話番号を統一する際に利用されることが多いです。
複数の拠点がある企業では、各拠点で固定電話番号(東京は03番号、大阪は06番号など)を持つことがあります。しかし、複数の電話番号をWebサイトやチラシに掲載するとユーザーにとってはどの電話番号に問い合わせをすれば良いか迷ってしまいます。

そこでナビダイヤルの0570番号だけを掲載し、お問い合わせを0570番号に一本化することでユーザーの混乱をさけることができます。

0570番号にはユーザーの発信地域に応じて最適な拠点に電話を転送する機能があるため、発信地域に一番近い拠点で効率的に応対ができるようになります。
ただし、上で述べたように0570番号は発信するユーザーに課金されるため、入電数の増加はあまり見込めないでしょう。

0800で始まる電話番号を取得するメリットとデメリット

0800で始まる電話番号を取得するメリットとデメリット

ここからは、企業が0800の電話番号を取得するとどのようなメリット・デメリットがあるのかについて説明します。

メリット 覚えやすい電話番号が選べる

0120で始まる電話番号が枯渇してきている理由は、単に古くから利用されてきたからというだけではありません。0120の番号は10桁であり、「0120」の部分を除くと6桁しかないのです。

これに対し、0800の番号は全体で11桁、「0800」の部分を除くと7桁あります。番号自体が新しいこともあり、まだまだ好きな番号を取得できるケースは多いでしょう。自社の商品名やサービス名から語呂合わせにするなど、覚えやすく記憶に残りやすい電話番号を選べる可能性が高いといえます。

デメリット 認知度がまだ低い

0120に比べると、0800で始まる電話番号は通話料着信課金のサービスとしての認知度がまだ低いようです。「080」で始まる番号と最初の3桁が同じことから、知らない携帯電話と怪しまれたり、折り返し電話に通話料がかかってしまうと思われてしまうケースもあります。

一方で080から始まる番号のため、営業電話ではないと思われ応答率が上がる側面もあります。

なお、公式ウェブサイトで電話番号を掲載する際は、サービスのロゴマークと一緒に発信者の通話料が無料である点など0800のメリットを説明するとよいでしょう。

0800で始まる電話番号を取得するなら「フリーボイス」がおすすめ

楽天コミュニケーションズ「フリーボイス」

これから0800の番号を取得するなら、楽天コミュニケーションズの「フリーボイス」がおすすめです。

通話料金がフリーダイヤルより安い

フリーボイスは、0120または0800で始まる電話番号を取得できる、通話料着信課金の電話サービスです。通話料金が安く、フリーダイヤルと比較すると携帯電話からの着信は最大で約43%、県外からの着信は最大で約6%のコストを抑えられます。さらに、通話料金は24時間いつでも変わりません。

通話料金がフリーダイヤルより安い

※1 フリーダイヤルの通話料金は、NTT一般回線に着信させた場合
※2 フリーボイスの通話料金は、楽天コミュニケーションズIP電話サービスに着信させた場合

通話料金の詳細については、当サービスの料金ページよりご確認ください。
フリーダイヤルより安い0120 | フリーボイス料金

フリーダイヤル0120の番号もそのまま利用できる

ナンバーポータビリティ制度を利用し、0120で使用していた電話番号のままフリーボイスを利用することもできます。

ナンバーポータビリティ制度については、当サービスの詳細ページよりご確認ください。
ナンバーポータビリティについて | フリーボイス

もちろん、フリーボイスへの申し込みと併せて、新しい電話番号を取得することも可能です。0800で始まる番号なら、語呂合わせなどから好きなものを選びやすいでしょう。

ビジネスシーンに合った活用ができる

フリーボイスは、ビジネスシーンに合わせて活用できる付加機能サービスがあります。例えば「受付先変更サービス」を利用すれば、時間帯に応じて着信先の端末を変更可能です。受付時間内のみの着信として、時間外の場合は音声アナウンスを流す指定もできます。(フリーボイスライトやフリーボイスシンプルではご利用いただけません)

複数の端末で着信に対応したい場合には、「着信分配サービス」が適しているでしょう。フリーボイスへの着信を、あらかじめ指定した比率で各端末に振り分けられます。全国に複数の拠点を構えている企業では、発信元の地域に応じて接続先を決める「発信地域設定サービス」も便利です。

「話中時迂回サービス」や「グループ外迂回サービス」では、話し中の際に別の端末に接続するよう指定できます。お客さまとのコミュニケーションの機会を逃したくない企業にとって、最適なオプションといえるでしょう。

さらに、携帯端末と組み合わせた活用方法もおすすめです。フリーボイスへの着信を携帯電話に転送すれば、外出先でも電話対応ができるようになります。

楽天コミュニケーションズのIP電話サービスや「モバイルチョイス“050”アドバンスプラン」を併用すれば、法人用端末を別途用意することなく従業員のスマートフォンを有効活用できるため大変お得です。

用途に応じて3つのプランが選べる

サービス名 フリーボイス フリーボイス
シンプル
フリーボイス
ライト
各プランの違い 様々な機能(付加機能サービス)をご利用になりたいお客さまにおすすめのプラン。
0120もしくは0800の番号をお選びいただけます。
お手軽に導入したいお客さまにおすすめの機能を絞ったプラン。
0120もしくは0800の番号をお選びいただけます。
社内業務連絡用としてご利用になりたいお客さまにおすすめプラン。
着信課金番号 0120/0800 0120/0800 0800
月額基本料金 2,000円 800円 500円
ナンバーポータビリティ ×
付加機能サービス × ×

フリーボイスには、用途に応じて選べる3つのプランがあります。

おすすめは、オプションが最も充実している「フリーボイス」プランです。豊富な付加機能サービスの中から必要なものを選んで追加していけるので、企業ごとのニーズに合わせやすいでしょう。ナンバーポータビリティに対応しているほか、自社商品やサービスをアピールしやすい0800の番号も選べます。0120の番号も選択できますが、未利用の電話番号が少なくなっているのでお好みの番号を選択できないという点についてはご注意ください。

フリーボイスを手軽に導入したい場合は、機能を絞った「フリーボイス シンプル」もおすすめです。手軽に導入できるうえ、月額基本料金もお手頃な価格になっています。

さらに価格を抑えた「フリーボイス ライト」は、社内の業務連絡用としてご活用いただけます。0800のみに対応しており、好きな電話番号を選ぶことはできませんが、例えば短期アルバイトの連絡用や運送ドライバーの配送センター窓口といった場面でご活用いただいています。

まとめ

0800は、0120よりも新しい通話料着信課金の電話番号です。まだまだ空きが多く好きな番号を取得しやすいため、商品やサービスのアピールに適した番号を選びやすいでしょう。

0800の電話番号を取得するには、「フリーボイス」がおすすめです。利用料金が安く、オプションも充実しているため企業ごとのニーズに合わせやすいでしょう。また、すでに0120を契約中の場合でも、電話番号を変えることなく乗り換えられます。詳しい情報と申し込み方法については、フリーボイスのサービスページよりご覧ください。

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