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公開日:2023.05.18 更新日:2024.05.01音声・電話

0570の電話番号とは?フリーダイヤルとの違いや料金形態を詳しく解説!

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コンタクトセンターなどの問い合わせ電話番号として用いられる0570について、実際どのようなサービスなのか詳しく理解している方は少ないのではないでしょうか。0570は「ナビダイヤル」と呼ばれる電話番号で、全国どこからでも同じ電話番号で受電できるのが特徴です。

本記事では0570の概要やフリーダイヤルとの違い、料金形態などを紹介します。

  • 【目次】

0570(ナビダイヤル)の電話番号とは?

0570は日本の電話番号の一種で、一般的に「ナビダイヤル(注1)」と呼ばれています。

ナビダイヤルは、コンタクトセンターの各種サービスや情報提供などの受け付けを行うために用いられる、0570+数字6桁で構成される電話番号です。通話料は発信者側、つまり電話をかけている利用者が負担します。通話料は電話がつながった時点で発生する仕組みです。

ナビダイヤルには一般電話のような市外局番はなく、全国共通で0570から始まる番号が割り振られます。そのため全国各地に拠点がある企業でナビダイヤルを導入すると、どの地域からでも同じ番号で受電できるのがメリットです。

発信者側の利用者にとっても、一般電話のように拠点ごとの電話番号を調べて電話をかける必要がなく手間がかかりません。なおナビダイヤルにかかってきた電話は、発信地区や条件によって接続窓口が振り分けられます。

注1:「ナビダイヤル」は、NTTコミュニケーションズが提供しているサービス名・登録商標です。

フリーダイヤルとの違い

フリーダイヤルは0120か0800から始まる電話番号で、NTTコミュニケーションズが提供しているサービス名・登録商標です。フリーダイヤルはナビダイヤルと同様に、問い合わせ窓口や受注窓口などで多く用いられています。

フリーダイヤルとナビダイヤルの大きな違いは、通話料の負担者です。フリーダイヤルは着信者側、つまり電話を受けている企業が通話料を負担します。このような仕組みを「着信課金番号サービス」と呼びます。

着信課金番号サービスはNTTコミュニケーションズのフリーダイヤル以外にも、楽天コミュニケーションズが提供する「フリーボイス」、SoftBankが提供する「フリーコールスーパー」、KDDIが提供する「フリーコール」などがあります。

0570(ナビダイヤル)の料金はいくら?

0570(ナビダイヤル)の料金はいくら?

利用者が企業のナビダイヤルに電話をかけた際、固定電話・携帯電話などの料金を紹介します。

  • ・固定電話:8.5円(税込9.35円)~80円(税込88円)
  • ・携帯電話:80円(税込88円)~90円(税込99円)

※発信する条件によって料金は変動します。

フリーダイヤルより安い0120 | フリーボイス

発信する端末別の料金詳細は次の通りです。

一般回線等固定端末から発信の場合
距離区分 平日昼間 夜間・休日 深夜・早朝
県内通話料金(区域内) 8.5円(税込9.35円)
県内通話料金
(区域外)
隣接・20kmまで 20円(税込22円)
~60kmまで 30円(税込33円) 20円(税込22円)
60km超 40円(税込44円) 30円(税込33円) 20円(税込22円)
県間通話料金
(県と県をまたいだ通話)
隣接・20kmまで 20円(税込22円)
~30kmまで 30円(税込33円)
~60kmまで 40円(税込44円) 30円(税込33円)
~100kmまで 60円(税込66円) 40円(税込44円) 30円(税込33円)
100km超 80円(税込88円) 70円(税込77円) 40円(税込44円)
携帯・自動車電話から発信の場合
距離区分 平日昼間 夜間・休日 深夜・早朝
全国一律料金 90円(税込99円) 80円(税込88円)
携帯・自動車電話から64Kディジタル通信モードで発信の場合
距離区分 平日昼間 夜間・休日 深夜・早朝
全国一律料金 130円(税込143円) 120円(税込132円)
衛星携帯・自動車電話、衛星船舶電話から発信の場合
距離区分 平日昼間 夜間・休日 深夜・早朝
全国一律料金 400円(税込440円) 230円(税込253円) 180円(税込198円)
050IP電話・IPVoice回線(050番号帯)から発信の場合
距離区分 平日昼間 夜間・休日 深夜・早朝
全国一律料金 8円(税込8.8円)
公衆電話から発信の場合
距離区分 平日昼間 夜間・休日 深夜・早朝
区域内 40円(税込) 30円(税込)
隣接区域内 50円(税込) 40円(税込)
区域外 隣接・20kmまで 50円(税込) 40円(税込)
30kmまで 70円(税込) 60円(税込)
40kmまで 90円(税込) 70円(税込)
60kmまで 120円(税込) 90円(税込)
80kmまで 160円(税込) 120円(税込) 110円(税込)
100kmまで 180円(税込) 120円(税込) 110円(税込)
160kmまで 230円(税込) 130円(税込) 120円(税込)
160km超 230円(税込) 150円(税込) 140円(税込)
IPVoice回線(0AJ番号帯)・他社回線から発信の場合
距離区分 平日昼間 夜間・休日 深夜・早朝
県内通話料金(区域内) 10円(税込11円)
県内通話料金
(区域外)
隣接・20kmまで 20円(税込22円)
~60kmまで 30円(税込33円) 20円(税込22円)
60km超 40円(税込44円) 30円(税込33円) 20円(税込22円)
県間通話料金
(県と県をまたいだ通話)
隣接・20kmまで 20円(税込22円)
~30kmまで 30円(税込33円)
~60kmまで 40円(税込44円) 30円(税込33円)
~100kmまで 60円(税込66円) 40円(税込44円) 30円(税込33円)
100km超 80円(税込88円) 70円(税込77円) 40円(税込44円)
ドットフォン回線・Arcstar IP Voice回線(050番号帯)でナビダイヤルを契約している場合
平日昼間 夜間・休日 深夜・早朝
一般回線等固定端末から発信の場合 30円(税込33円)
050IP電話・IPVoice回線(050番号帯)から発信の場合 8円(税込8.8円)
携帯・自動車電話から発信の場合 90円(税込99円)
衛星携帯・自動車電話、衛星船舶電話から発信の場合 90円(税込99円)
公衆電話から発信の場合 税込50円

※050IP電話・IPVoice回線(050番号帯)の料金は一例です。

引用:NTTコミュニケーションズ

0570のデメリットや問題点

0570のナビダイヤルにはデメリットもあります。まず発信者側である利用者に通話料が発生してしまい、待ち時間にも料金が発生する点はデメリットといえるでしょう。

例えば企業の問い合わせ窓口が混雑している場合、発信者側である利用者は長い間待つことになり時間が取られるうえ、通話料まで負担しなければなりません。結果として利用者の不満が高まる可能性があります。

IVRにより利用者の振り分けを行っている場合では、電話をかけた利用者に様々な項目への入力を求めることになります。この時に入力項目が多いと利用者への負担が大きくなり、不満を持たれてしまう可能性があるだけでなく、問い合わせを諦めてしまう可能性も考えられるでしょう。

またナビダイヤルでは利用者に通話料が発生するため、オペレーターは必然的に素早い対応が求められます。その結果、オペレーター側の負担が増える点もデメリットといえます。

さらに前述のように、0570の電話番号は迷惑電話と間違われてしまうケースがあります。重要な内容の電話でも、電話に出てもらえない可能性がある点もデメリットといえるでしょう。

問い合わせ電話番号の傾向や電話窓口設置のポイント

問い合わせ電話番号の傾向や電話窓口設置のポイント

このように、問い合わせ電話番号として0570を採用すると利用者側の心理的ハードルが高くなってしまう可能性も考えられます。ここからは、問い合わせ電話番号の導入を検討している企業に向けて、いくつかのポイントを紹介します。

050から始まる電話番号を採用する企業も多い

050番号の最大の魅力は月額基本料金が割安という点です。運用コストを抑えることが可能になるため、多くの企業が050番号を採用しています。

050から始まる電話番号は2002年にサービスが始まり、2019年度末の利用数は892万件と増加傾向にあります。JRでも問い合わせ番号として050番号が採用されて認知度が高まっていることで、利用に抵抗を覚えない人が増えています。

050番号は11桁の番号で構成されており、IP電話機のほか、IP電話アプリを使ってスマートフォンで利用することも可能です。なお050番号は企業の所在地が違う場所に移る場合でも基本的には電話番号が変わらないため、利用者側が電話番号を再度覚え直す、登録し直す必要がないというメリットがあります。

0ABJ番号のほうが利用者の心理的ハードルを下げられる

「0ABJ」と呼ばれる番号は、03や06から始まる一般的な電話番号です。例えば東京都なら「03-市内局番-加入者番号」、大阪府なら「06-市内局番-加入者番号」となります。

0ABJ番号を導入すると企業側のコスト負担は大きくなるものの、通話品質が安定している点やほかの番号より信頼性が高い点はメリットといえるでしょう。

またOABJ番号には03や06などの市外局番が含まれており、同一地域に住む利用者と同じ市外局番であることを明示できます。これにより、地域密着型のビジネスでは利用者に安心感を与えられるのもメリットです。

着信課金番号サービスを導入する

企業の問い合わせ電話番号には、フリーダイヤルやフリーボイスなど0120・0800で始まる着信課金番号サービスを導入するのもおすすめです。

着信課金番号サービスは着信側が通話料を負担するサービスであり、発信側である利用者は通話料を気にせず電話をかけられます。特に、電話注文を多く受けたい場合や、ユーザーのニーズを知るために問い合わせ電話を求めているといったケースだと、着信課金番号サービスを導入するメリットは大きいでしょう。

その他、着信課金番号サービスは0120・0800のあとに入る電話番号の桁数が少ないため、利用者に電話番号を覚えてもらいやすいメリットもあります。

なお着信課金番号サービス導入の際は、現在利用している電話番号(050番号やOABJ番号)と紐づけることが可能です。

着信課金番号サービスなら「フリーボイス」

「フリーダイヤル」より通話が安くなる 0120番号のお申し込みはフリーボイスへ 付加機能も充実「発信地域」「受付時間の設定」「受付時間外アナウンス」他

着信課金番号サービスを導入するなら、楽天コミュニケーションズが提供する「フリーボイス」がおすすめです。ここからはフリーボイスの特徴を紹介します。

フリーダイヤルより安い0120 | フリーボイス

お得な通話料金

楽天コミュニケーションズが提供するフリーボイス(注2)は通話料が安く、お得に利用できる着信課金番号サービスです。

フリーダイヤル(注3)と比較すると携帯電話からの着信は最大約43%、固定電話からの着信は最大で約6%安くなるため、通話料の負担を大幅に低減できます。またフリーボイスは24時間いつでも通話料が変わらないため、時間帯を気にせず着信できます。

注2:フリーボイスの通話料金は楽天コミュニケーションズIP電話サービスに着信させた場合
注3:フリーダイヤルの通話料金はNTT一般回線に着信させた場合

企業に最適なプランを選択できる

楽天コミュニケーションズが提供するフリーボイスには、用途に合わせて選べる3つのプランがあります。

フリーボイス フリーボイスシンプル フリーボイスライト
特徴 様々な付加機能サービスを利用できるプラン 手軽に導入できる、機能を絞ったプラン 社内業務連絡用として利用できるプラン
着信課金番号 0120/0800 0120/0800 0800
基本料金 2,000円 900円 600円
ナンバーポータビリティ ×
付加機能サービス × ×

「フリーボイス」は様々な付加機能サービスを利用できるプランで、基本料金は月額2,000円、「フリーボイスシンプル」は機能を絞った手軽に導入できるプランで、基本料金は月額900円、「フリーボイスライト」は社内業務連絡用として利用する場合などにおすすめの低価格プランで、基本料金は月額600円となっています。

なお「フリーボイス」「フリーボイスシンプル」では0120と0800の番号から選べます。

その他、「フリーボイス」のプランでは、着信課金番号サービスであることをユーザーに知らせる事前ガイダンスサービスや、あらかじめ指定した時間帯に着信先を変更する受付先変更サービス、非通知着信拒否設定サービスなどの各種オプションを、必要に応じて選択可能です。

まとめ

0570は、一般的に「ナビダイヤル」と呼ばれる電話番号です。コンタクトセンターなどの問い合わせ電話番号として用いられることが多く、通話料は発信者側、つまり電話をかけた利用者が負担する仕組みです。

0120や0800は問い合わせ窓口や受注窓口でよく用いられますが、ナビダイヤルとは異なり着信者側、つまり0120や0800を導入している企業が通話料を負担します。

発信者側に通話料が発生するナビダイヤルは利用者の負担が増えるため、企業の問い合わせ電話番号として採用しにくいと感じるケースが多いかもしれません。

利用者の満足度を高めたい場合は050番号や0ABJ番号、0120・0800の着信課金番号サービスを採用してみてはいかがでしょうか。

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