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ニュースリリース2001

-「WiZIT(ウィズイット)」導入のメリット- 

これまでISPが全国を網羅したアクセスサービスを提供するには、 500箇所を超えるNTTのMA(単位料金区域)毎にアクセスポイントを構築する必要がありました。 このように数多くのアクセスポイントを構築するには、巨額な設備投資が必要となるだけでなく、 アクセスポイント間を接続する回線費用やそれらを束ねるバックボーン構築費用、さらにその保守運用費用と事業規模の拡大に伴い、累乗的に経費が増大してしまいます。

一方、インターネットユーザは、 利用時間が月間30時間以上のヘビーユーザ層と電子メール利用を主とした月間10時間未満のライトユーザ層に二極化が進んでいます。 ヘビーユーザ層は、NTTのテレホーダイを利用したダイヤルアップ環境からADSLなどの常時接続環境に急速に移行しつつあり、 NTTのテレホーダイ契約者数も減少に転じています。またライトユーザ層は、 これまでの地域MA毎のアクセスポイントを利用した電話代別の従来型サービスから、 利用状況が把握しやすい電話代込のテレコミ型サービスへの移行が進んでいます。

このような状況から、従来型のアクセスポイント構築によるダイヤルアップサービスでは、 ISPはその投資に見合った収益の確保が困難になりつつあります。

また一般のISPがテレコミ型サービスを展開したり、 多数のアクセスポイントを構築することなく全国を網羅したアクセスサービスを提供するには、 大手電話会社の全国一律料金でのデータ専用直収電話サービスを利用する必要がありました。 この場合、通信料金が1分10円程度と市内電話料金と比較してかなり割高になりますし、 直収回線使用料としてISDNのPRIインタフェース(電話回線24回線相当、 一般的に500名弱の加入者を収容可能)あたり10数万円の費用が必要なだけでなく、 これまで同様、リモートアクセスサーバ(RAS)などの設備投資やハウジング費用、 バックボーン回線およびインターネットの上位接続費用が必要となります。

フュージョンが構築した「Fusion-IPネットワーク」は、 電話とデータ通信環境が機能的に統合されているため、 全国を網羅したダイヤルアップアクセス環境を非常に低コストで構築・運用することが可能です。これによりフュージョンでは、4月のサービス開始以来、 全国のフュージョンご利用者に対して、電話代込3分10円のインターネット接続サービスを提供してきましたが、 今回開始する「WiZIT」は、この環境を他のISP事業者へ開放するものです。

「WiZIT」では、通信料金を、「3分8.5円」、「3分10円」、 「1分4円」の何れかの中から提携ISPが選択可能とし、 全国どこからでも市内電話なみの低料金でアクセスできます。

また「WiZIT」には、リモートアクセスサーバ(RAS)やルータ等の通信設備、 バックボーン回線およびインターネットの上位接続費用、 そしてこれらネットワークのオペレーション費用も全て含まれているため、ISPは顧客認証用のサーバ以外インターネットアクセスに関する設備投資やオペレーション費用等は一切不要となり、 少額な資金で日本全国をくまなく網羅したインターネット接続サービスが展開可能となります。

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