Rakuten Communications Corp.
お問い合わせ ENGLISH
HOME 個人向けサービス法人向けサービスご利用中のお客さまへ
FAQ
HOME > ニュースリリース > ニュースリリース2002  
 
ニュースリリース2002

2002年10月21日
IP加入電話サービス『FUSION IP-Phone』の提供について

フュージョン・コミュニケーションズ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:角田忠久)は、昨年4月1日より、専用中継IP網で提供するIP電話サービス(IP中継電話サービス(*1))を開始し、市外・国際電話サービスにおいて、 2002年度(2003年3月末)迄に200万回線の加入獲得を目指してまいりました。本日現在、すでに192万回線のお客様に加入いただき、11月中には本年度目標の200万回線を達成、今年度中には単月黒字化を達成の見込みとなりました。

フュージョン・コミュニケーションズでは、これまで、上記のIP電話サービスを主要サービスとして展開してまいりましたが、今後は、次世代の電話サービスとして発展が見込まれる、IP加入電話サービス(*2)である『FUSION IP-Phone』の提供を開始いたします。

現在提供されているIP加入電話サービスは、主にADSLサービスやISPサービスの付加サービスとしての位置付けにとどまりますが、弊社では、IP加入電話サービスを固定電話、携帯電話に次ぐ、第三の次世代電話サービスと捉えております。

IP電話市場全体の拡大を図るために、『FUSION IP-Phone』の提供にあたっては、「フュージョン サービスパートナー・アライアンス(*3)を拡大し、その利用を弊社の常時接続サービス利用者に限定せず、 "ISPオープン"、"Venderオープン"を基本コンセプトとして、広く関連事業者と提携・協調し、ビジネスを展開してまいります。

具体的には、IP中継電話サービスで実績のある技術をベースに、キャリアクラスのIP加入電話サービスとして、総務省から指定を受ける予定のIP電話番号(050-xxxx-xxxx)を利用者に付与し、発着信可能なIP電話サービスを、市内通話料金以下の「全国一律料金」で提供いたします。また、固定電話の品質と、携帯電話のモビリティという利便性を併せ持った新しい電話サービスとして、より付加価値の高いサービスを提供してまいります。


1. インターネット常時接続を利用する個人向けサービスの提供

フュージョン・コミュニケーションズは、電話サービスとともに、ISP事業者としてインターネット接続サービスを提供しておりますが、現在個人向けには、ダイヤルアップ接続のみのサービスを行っています。今後、このインターネット接続サービスをADSL、FTTHなどの常時接続サービスにも対応させ、このサービスをご利用のお客様に対し『FUSION IP-Phone』を提供していきます。

2. 法人向けデータ通信サービスに対するIP加入電話サービスの融合

法人向けサービスとして、現在提供中のFUSION IP-VPNでの提供はもとより、当社の法人向けブロードバンドインターネット接続サービス、もしくは各企業が現在利用中のブロードバンドインターネット接続環境下におけるアプリケーションとして、『FUSION IP-Phone』を提供いたします。
また、IP-Centrex機能(*4)を提供することにより、PBX(構内交換機)等、電話交換装置が不要となるため、企業の通信設備コストや保守費用の大幅削減を可能といたします。


3. "ISPオープン"を基本コンセプトとするビジネス展開

"ISPオープン"のコンセプトに基づき、IP電話設備を持たないISP事業者、CATV事業者等との提携関係を広めてまいります。当社のインターネット常時接続サービス利用者に限らず、提携事業者のサービスにおける付加価値向上のために『FUSION IP-Phone』を提供することにより、より多くの常時接続ユーザーが利用可能となる環境を拡大し、IP加入電話全体の利用者増を図ってまいります。

4. "Venderオープン"によるIP電話端末市場・サービスの活性化

"Venderオープン"のコンセプトに基づき、『FUSION IP-Phone』の提供に必要となるIP電話端末・機器(モデム、IP電話機、PBX装置など)については、当社専用モデルを開発するのではなく、複数のメーカーによる開発、商品化によりIP電話端末市場の活性化を図り、低価格化、高機能化を促します。また、利用可能なアプリケーションにおいても、弊社の提供サービスとして予定している、データ通信との融合による新しいコミュニケーション機能 (ユニファイドメッセージ、インテリジェントコールセンターなど)のみならず、様々なソフトウェア開発会社が付加価値の高いアプリケーションを独自に開発し、直接ユーザーに提供できる環境を整えてまいります。


以上のようなコンセプトに基づく、IP加入電話市場を包括的に捉えたサービスの提供により、『FUSION IP-Phone』のユーザーには、より選択肢が広く、利便性の高いIP加入電話サービスの提供が可能になるものと確信いたします。

フュージョン・コミュニケーションズは、IP電話市場を拡大し、IP電話の優れた特長であるデータ系サービスとの融合など、新しいコミュニケーションを創出してまいります。

サービス開始予定時期、料金等の詳細につきましては、『FUSION IP-Phone サービス概要』をご参照ください。


(*1)IP中継電話サービス
従来の固定電話サービスにおける回線交換方式の中継網を、IPネットワークに置き換えて提供するIP電話サービス。
(*2)IP加入電話サービス
ADSL、CATVなどの常時接続/ブロードバンドの加入者回線から音声をIP化して発信するIP電話サービス。発信側でNTT東西の加入者交換機を経由せずに、より安価で高度な電話サービスが可能となる。
(*3)フュージョン サービスパートナー・アライアンス
(*4)IP-Centrex
PBX(構内交換機)、ボタン電話装置等で提供されている、内線・転送機能等をネットワーク側で提供し、通信設備コストや保守費用の大幅削減を可能とするもの


■ FUSION IP-Phone サービス概要
■ フュージョン サービスパートナー・アライアンス概念図

*『FUSION IP-Phone』は、SIP(Session Initiation Protocol)を採用し、サービスを実現します。

ニュースリリース2007
ニュースリリース2006
ニュースリリース2005
ニュースリリース2004
ニュースリリース2003
ニュースリリース2002
ニュースリリース2001
ニュースリリース2000
企業情報 著作権について 当サイトご利用にあたって サイトマップ
ページトップへ
copyright