フュージョン・コミュニケーションズ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:角田忠久)は、昨年4月1日より、専用中継IP網で提供するIP電話サービス(IP中継電話サービス(*1))を開始し、市外・国際電話サービスにおいて、
2002年度(2003年3月末)迄に200万回線の加入獲得を目指してまいりました。本日現在、すでに192万回線のお客様に加入いただき、11月中には本年度目標の200万回線を達成、今年度中には単月黒字化を達成の見込みとなりました。
フュージョン・コミュニケーションズでは、これまで、上記のIP電話サービスを主要サービスとして展開してまいりましたが、今後は、次世代の電話サービスとして発展が見込まれる、IP加入電話サービス(*2)である『FUSION
IP-Phone』の提供を開始いたします。
現在提供されているIP加入電話サービスは、主にADSLサービスやISPサービスの付加サービスとしての位置付けにとどまりますが、弊社では、IP加入電話サービスを固定電話、携帯電話に次ぐ、第三の次世代電話サービスと捉えております。
IP電話市場全体の拡大を図るために、『FUSION IP-Phone』の提供にあたっては、「フュージョン サービスパートナー・アライアンス(*3)を拡大し、その利用を弊社の常時接続サービス利用者に限定せず、 "ISPオープン"、"Venderオープン"を基本コンセプトとして、広く関連事業者と提携・協調し、ビジネスを展開してまいります。
具体的には、IP中継電話サービスで実績のある技術をベースに、キャリアクラスのIP加入電話サービスとして、総務省から指定を受ける予定のIP電話番号(050-xxxx-xxxx)を利用者に付与し、発着信可能なIP電話サービスを、市内通話料金以下の「全国一律料金」で提供いたします。また、固定電話の品質と、携帯電話のモビリティという利便性を併せ持った新しい電話サービスとして、より付加価値の高いサービスを提供してまいります。
以上のようなコンセプトに基づく、IP加入電話市場を包括的に捉えたサービスの提供により、『FUSION IP-Phone』のユーザーには、より選択肢が広く、利便性の高いIP加入電話サービスの提供が可能になるものと確信いたします。
フュージョン・コミュニケーションズは、IP電話市場を拡大し、IP電話の優れた特長であるデータ系サービスとの融合など、新しいコミュニケーションを創出してまいります。
サービス開始予定時期、料金等の詳細につきましては、『FUSION IP-Phone サービス概要』をご参照ください。