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ニュースリリース

2004年12月20日


メッシュネットワーク無線LANフィールド試験の開始について

 フュージョン・コミュニケーションズ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:角田忠久、以下「フュージョン」)は、広島県大崎上島町において、中国電力株式会社、および同町内でFTTHによるインターネットサービスを提供する株式会社エネルギア・コミュニケーションズのご協力のもと、メッシュネットワーク無線LANのフィールド試験を、2005年1月より開始いたします。

 フュージョンでは、事業所内用として既に、無線LAN技術を用いたIP電話システムを提供しておりますが、事業所の近隣屋外においても同様に、無線LANによるブロードバンドサービスやIP電話サービスの利用が可能となることで、さらにお客様の利便性を向上させ、新たな市場が開かれる可能性があると考えております。

 屋外での利用のためには、無線lanの利用エリアを面的に展開する必要がありますが、従来の無線LAN技術では、基地局アンテナを設置する場所ごとにバックボーン回線を接続しなければならないため、屋外への無線LANエリアの拡充には、費用、工事期間などの課題が多くあります。

 メッシュネットワーク無線LANは、複数の無線LAN基地局間を相互に無線で接続することにより、最小限のバックボーン接続点のみで、面的にエリアを展開することが出来ます。このため、無線LAN基地局に対しての有線回線工事が最小限となり、従来と比べて費用が大幅に低減され、設置も容易となります。

 さらに、無線LAN基地局間で接続するルートを自動的に最適化する機能を有しており、バックボーンの冗長化により、基地局や回線の障害に強い特徴もあります。

 今回のフィールド試験では、メッシュネットワーク無線LANの基地局を、光ファイバー(有線)によるブロードバンド環境を全域に整備済みである広島県大崎上島町に設置します。実フィールドで各種の技術評価試験を実施する目的は、今後の開発課題を明確にするとともに、音声サービスを含めた各種サービスの提供を視野に入れた製品の実用化に向けてのフィードバックを行うことにあります。また、各種サービス提供についても実証的検証を行い、将来の通信サービスの事業性についての検討も行う予定です。

 本フィールド試験を通して、家庭でのインターネット接続サービスがADSLやFTTHなどの高速・定額のブロードバンドアクセスサービスに置き換えられてきたように、屋外においてのブロードバンドサービス拡大を目指し、次世代の無線LANサービスの可能性を検証してまいります。




■ 参考資料:メッシュネットワーク無線LAN フィールド試験の概要

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