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ニュースリリース

事業統合の概要および統合後の会社概要

1. 電話事業統合の趣旨

固定電話を中心として発展してきた音声通信事業は、携帯電話の普及やブロードバンド化の急速な浸透によるIP電話の発展など、市場の大きな変革期を迎えています。また、このような環境下、固定電話のトラフィック減少によって、NTT東西のアクセスチャージが値上がりし、中継電話事業者の収益が圧迫される結果となっています。

パワードコム、フュージョンの両社は、このような市場の変化を捉え、次世代に求められるサービスをいち早く提供する体制を整えることが、これからの音声通信市場をリードするための重要な戦略との共通認識のもと、両社の経営資源を効率化、最大化すべく、この度、電話事業統合の合意に至りました。

全国にいち早くIP電話網を構築した、IP電話サービスの先駆けであるフュージョンと、電力系通信事業者として、首都圏を中心に豊富な光ファイバーインフラをもつパワードコムは、人材・顧客・財務基盤を統合し、電力系通信事業者グループの光ファイバー網を最大限に活用しつつ、競争力を向上させることにより、来るべき(全ての通信サービスがIPで統合される)"Everything over IP"時代における音声コミュニケーションサービスのリーディングカンパニーを目指してまいります。


2. 事業統合に関わるスケジュール

統合検討委員会設置 2003年11月17日
事業統合基本合意 2004年2月27日
事業統合最終合意 2004年3月25日
事業統合承認株主総会 パワードコム 2004年4月22日(予定)
フュージョン 2004年4月22日(予定)
事業統合期日 2004年7月1日(予定)

3. 事業統合の方法

パワードコムの電話関連事業を会社分割方式により切り出し、フュージョンが当該事業を統合します。

4. 株式の割り当て

本分割に際し、フュージョンが新たに発行する104,027株のすべてをパワードコムに割当交付いたします。これにより、パワードコムは、既に所有している株式を含めて、フュージョン社株式の54.27%の株式を保有する筆頭株主となります。

5. 統合後の会社概要

1. 会社名(商号):
フュージョン・コミュニケーションズ株式会社

2. 本社所在地:
東京都千代田区大手町2-2-2 アーバンネット大手町ビル13階

3. 事業内容:
電気通信事業

4. 資本金:
105億7,500万円

5. 決算期:
3月31日

6. 役 員:
代表取締役社長 角田 忠久 他、取締役 4名(未定)

7. 従業員数:
318名程度(予定)
-現フュージョン・コミュニケーションズ168名(現在の従業員数)
-パワードコム電話事業関連部署より150名程度


8. 主要株主及び持株比率:

(株)パワードコム 54.27%
日商エレクトロニクス(株) 21.62%
古河電気工業(株) 6.70%
その他 17.41%

9.

統合後の事業展開

(中継電話サービス、直収電話サービス)
将来的にはサービスの一本化を検討していますが、統合初期段階では、市外通話で競争力の高いフュージョンの電話サービスに、パワードコムの「東京電話」の強みである安価な市内通話料金と同等の料金を導入することを検討し、お客様メリットの訴求をはかってまいります。

(IP加入電話サービス)
IP加入電話サービスを、次世代音声通信サービスの中心と捉え、固定電話からのリプレースを推進してまいります。また、音声プラットフォームの提供や、パワードコムをはじめとした電力系通信事業者の有する光ファイバー網を活用したIP時代の音声コミュニケーションを実現する新サービスの提供に、積極的に取り組んでまいります。


10. 統合後の事業計画

統合初年度(2005年3月期)(*1)
売上高 約780億円
営業損益 ▲約27億円
経常損益 ▲約35億円
統合ニ年度目(2006年3月期)
売上高 約995億円
営業損益 約30億円
経常損益 約21億円
(*1) ('04年4月〜6月:フュージョン単独)+('04年7月〜'05年3月:統合後)
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