フュージョン・コミュニケーションズ株式会社(東京都千代田区大手町、社長:角田 忠久、以下 フュージョン)と株式会社ソフトフロント(北海道札幌市、社長:村田 利文、以下 ソフトフロント)は、この度、IPアプリケーション分野で連携することを発表いたします。ソフトフロントは、先にフュージョンが発表した「フュージョン サービスパートナー・アライアンス(*1)」におけるアプリケーションパートナーの第一号の参画企業として、フュージョンのアプリケーションパートナー企業向けに、SIP(*2)アプリケーション開発ライブラリ集「KISARAアプリケーション開発キット」を販売いたします。
「KISARAアプリケーション開発キット」は、SIPを利用したアプリケーションを簡易に開発することができるライブラリ集です。本製品の利用により、既存のインターネットアプリケーションやサービスに、会話をはじめとするリアルタイムコミュニケーション機能を容易に開発、追加することができます。
本製品は、「FUSION IP-Phone(*3)」のVoIP(Voice over IP)(*4)ネットワークとの間で接続検証済みであり、フュージョンのアプリケーションパートナー企業は、本製品を利用することにより、シグナリングレベルでは「FUSION
IP-Phone」網との接続検証が不要(*5)となります。このため、「FUSION IP-Phone」を利用するための端末や、付加価値サービスつきのアプリケーション開発が簡易に可能となり、複雑なVoIPネットワークの接続性を気にすることなく、得意分野の業務ノウハウを活かしたアプリケーション開発に専念できるようになります。例えば、教育関連ではテレビ電話を利用した授業、医療関係では音声を効果的に利用した電子カルテシステムや遠隔医療、さらには、不動産業、税理士、弁護士など、さまざまな業界向けシステムに「FUSION
IP-Phone」を利用したコミュニケーション機能を加えることができます。
「KISARAアプリケーション開発キット」により、アプリケーションパートナーは「FUSION IP-Phone」を利用した付加価値の高いコミュニケーション用ソフトウェアを短期間に開発できるようになります。それにより、「FUSION
IP-Phone」のアプリケーションパートナーが増加するとともに、他社サービスとの差別化による「FUSION IP-Phone」の利用者増が期待できます。
今後も、ソフトフロントとフュージョンは、アプリケーション分野で連携し、協力してまいります。