フュージョン、Asterisk Navi
頒布開始通信事業者が開発した
オープンソースIP-PBXソフトウェアパッケージ
~通信機器のコスト削減を目指して~
2010年2月22日
フュージョン・コミュニケーションズ株式会社
楽天グループの通信会社であるフュージョン・コミュニケーションズ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:島田亨)は、Asterisk(アスタリスク)を使って、FUSION IP-Phoneの利用を可能とする、IP-PBX※1ソフトウェアパッケージ「Asterisk Navi(アスタリスク ナビ)」を開発しました。本日2月22日より、一般公開に向けて、ビジネスパートナー希望者を対象に頒布いたします。Asterisk Naviは、(1)OS(Linux) (2)Asterisk(修正プログラム適用済み) (3)GUI(Asteriskを設定するためのGraphical User Interface)をパッケージ化しており、専用サイトから無償でダウンロードしてお使いいただけます。
オープンソースPBXソフトウェアであるAsterisk(開発元:米国Digium, Inc.)は、従来高価なPBXでしかできなかった企業向けのPBX機能が、PC上で実現出来る革新的なものです。海外では既に数年前より普及しており、北米ではオープンソースソフトウェアによるIP-PBXは、市場全体の18%※2を占めるほどになっています。
フュージョンでは、昨年11月から商用網を利用したAsteriskの接続検証を行っており、この度、開発したAsterisk Naviを検証ソフトウェアとして追加いたします。Asterisk Naviは、グラフィカルなユーザーインターフェイス(GUI)により、Webブラウザから簡単に、IP-PBXを構築出来ます。設定方法は、専用サイトからダウンロードしたAsterisk Naviを、PCにインストールし、シンプルなGUIを利用して(1)外線の電話番号とパスワードの設定 (2)内線アカウントの設定 (3)内線番号のグループ設定と、わずか3つのステップ※3で、完了します。内線端末は最大200台まで設定する事ができ、外線・内線通話はもとより、コールピックアップやパーク保留、多様な転送機能といった通常のビジネスでよく利用する機能を保有します。
Asterisk Navi 詳細 : http://www.asterisk-fusion.jp/
「日本の通信環境をドラスティックに変える」と宣言し、2000年3月に創業したフュージョンは、本当にお客様から求められるサービスの本質を追求し日本の通信市場に挑んでまいりました。「IP-Phoneの導入で通信費は安くなったけれど、PBX等の機器費がまだまだ高価」、「柔軟なシステムを安価に構築したい」といった声にお応えし、コスト削減や高度な機能の実現をお手伝いいたします。
「Everything Over IP」の実現をコンセプトとして、固定通信 (マイライン)、IP 電話、モバイル (楽天モバイル)、インターネット接続サービスを提供する楽天グループの通信事業会社です。IP プラットフォーム上での音声やデータ、コンテンツやアプリケーションなどの新たな可能性を創出すべく、更なる事業展開、拡大を目指します。詳細はhttp://www.fusioncom.co.jpをご覧ください。
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フュージョン・コミュニケーションズ株式会社
経営企画部 吉賀(よしが)、悴田(かせだ)
Email : pr@fusioncom.co.jp
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