電話網をオープン化!
日本の通信環境をドラスティックに変える!
フュージョン、Asterisk(アスタリスク)
接続、正式対応開始
2010年4月21日
フュージョン・コミュニケーションズ株式会社
楽天グループの通信会社であるフュージョン・コミュニケーションズ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:島田亨、以下フュージョン)は、FUSION IP-PhoneへのAsterisk(アスタリスク)接続について正式対応することとし、本日、4月21日から修正プログラムを一般頒布いたします。本修正プログラムを利用することで、Asteriskによる安価で高機能なPBXシステムにて、FUSION IP-Phoneをご利用いただくことが可能となります。
Asterisk(米国Digium, Inc.開発)は、従来高価なPBX専用機でしかできなかった企業向けの構内電話交換機能を、安価な一般向けパソコンで実現出来る、革新的なオープンソースソフトウェアです。2004年9月に正式バージョンが公開されて以来、海外ではコスト削減に積極的な一般企業のみに留まらず、フランス郵便公社や米国ペンシルべニア大学※1、米共和党全国委員会※2など、公的機関を含むあらゆる組織で幅広く利用が進んでいます。先行する北米のIP-PBX市場では2008年時点で既に、オープンソースソフトウェアが18%のシェアを占めるに至っています※3。しかし日本では、これまで通信事業者がAsteriskへの対応を行っていなかったため、普及が進んでいませんでした。
フュージョンでは、昨年11月にFUSION IP-Phone対応 Asterisk修正プログラムを開発・限定公開し、Asteriskに精通した企業の方々にご協力をいただきながら接続検証を実施してまいりました。検証を通じて、通信機器費の大幅なコスト削減、さらには企業内データベースと連携したソリューションなど新たなコミュニケーションサービスの発展にもAsteriskが大きく寄与することを確信し、本日の正式対応開始を決定いたしました。
今回の正式対応にあたり、Asteriskソリューションをお客様に提供する企業を対象に「フュージョン Asterisk パートナー・アライアンス」を展開します。Asteriskに関わる多くの企業と連携・協業し、IP電話網のオープン化により、お客様のビジネスの発展に貢献いたします。
http://www.asterisk-fusion.jp/フュージョンは、創業来「日本の通信環境をドラスティックに変える」というコンセプトのもと事業を展開してまいりました。今後Asteriskを通信事業者としていち早く、日本のマーケットに展開していくことで、このコンセプトの実現を加速してまいります。どうぞ、ご期待ください。
「Everything Over IP」の実現をコンセプトとして、固定通信 (マイライン)、IP 電話、モバイル (楽天モバイル)、インターネット接続サービスを提供する楽天グループの通信事業会社です。IP プラットフォーム上での音声やデータ、コンテンツやアプリケーションなどの新たな可能性を創出すべく、更なる事業展開、拡大を目指します。詳細はhttp://www.fusioncom.co.jpをご覧ください。
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フュージョン・コミュニケーションズ株式会社
経営企画部 吉賀(よしが)、悴田(かせだ)
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