導入事例

IP電話サービス導入事例のご紹介

操作性向上

有限会社アフターグロウ様

オープンソースだからMacでも安心！
デザイナーの悩みを救った“Asterisk Navi”

課題

事業拡大に伴う、同時通話可能な回線数の不足

クリエイティブディレクター中島氏同社は、これまでNTT の一般向けひかり電話サービス（同時通話2回線まで）を利用していたが、事業が拡大していくのに伴い、同時通話可能な回線数の不足に悩んでいた。
ひかり電話ビジネスの利用を検討するものの、専用の装置が必要なことや、今後の発展に関してフレキシブルに対応できないことが心配された。また、専用の電話機等、装置面での制約も多く、ほとんどMac しかない同社では対応ソフトの面でも不安があった。幾多の電話システムを検討する中、自由に構築可能なAsteriskの存在が目にとまった。しかし殆どの既存パッケージは日本の電話システムを考慮していないため、導入に踏み出せない日々が続く。

「そんな中、日本の電話会社が自社電話網への接続を前提としたAsteriskサービスを開発しているというニュースを耳にし、公開テストへの参加を申込みました。過不足なくまとめられたシンプルな機能、拍子抜けする程かんたんだったAsterisk Navi。Web経由でかんたんに出来る基本設定。設定ファイルを編集すればいくらでも細かいところに手が届く将来性、そして『本導入前に、実際にMacで試せる』安心感が、導入の決め手になりました。便利らしいけど良く解らないIP電話、振り返ってみれば実際のソフトを社内で弄って動く事を先に確認出来たのは本当にありがたかったです。」とクリエイティブディレクターの中島氏は話す。

構築要件

・ローコスト、かつフレキシブルに今後の環境が構築できること
・追加の配線や機器が必要ないこと
・設定等が自分たちで出来ること
・オフィスに似合わない物理装置が排除出来ること

効果

着信数は無制限。だから話し中を気にすることもなくなった。

構成図

構築には、追加で機器などを購入することなく同社内に余っていた機材で全て構成した。そのため、金額にしてなんと新品のMac数台分の費用を節約することができたという。電話機も配線もなく、オフィスの見た目もすっきりした。

両手を空けて作業中。ハードフォンとして、機種変更して使わなくなっていた古いiPhone数台を流用。iMacのヘッドセットはiPhoneと共用のApple純正マイク付きイヤホンを利用している。導入当初は「電話っぽくない！」と違和感に戸惑う声もあったが、今ではスタッフからの評価は総じて好評のようだ。

また「以前の電話機と比べて、両手を空けた状態で会話できるのが嬉しいです。最近増えてきたお客様との電話打ち合わせにも集中しやすくなりました。」と中島氏。Asterisk+FUSION IP-Phoneは着信チャネル数が無制限なので、話し中を気にすることもなく、兼ねてから抱えていた課題も解決された。

最後に他のAsterisk検討中のユーザに、中島氏からメッセージをいただいた。

マイク付きイヤホン。「電話って、やっぱり今でもすごく重要なコミュニケーションツール。なのにウチみたいな少人数から始めたデザイン会社に相応しい電話システムって、案外少ないんですよね。同じソフトを入れてないとダメだったり、すごく高かったり。『普通の電話』の代わりに使えるものは皆無。そんな中、AsteriskNaviの使いやすさは本当にありがたい。
直接会って打ち合わせるのが理想だけど、なかなかそうも行かないってデザイナーさん、結構多いはず。是非、他のデザイン会社さんにも使ってみて欲しいです。」

有限会社アフターグロウ

新進気鋭のデザイナー山崎剛を筆頭に、コミック誌からライトノベル、旅行雑誌からグルメ雑誌にWeb、広告まで幅広いジャンルのプランニング、アートディレクションからデザインまでを全て手掛ける総合デザイン会社。社内にはマスコット犬「ネロ」が居る。
「手に取った人が、よろこんでくれますように。」そんな思いのもと、プランニングやデザインなどを行う総合デザイン会社。
有限会社アフターグロウは、「デザインを通して日本をちょっと幸せにしたい」と、2003年6月に設立した総合デザイン会社である。同社のホームページには、そんな彼らのメッセージが掲げられている。
「わたしたちの携わるデザインとは『人と人をつなぐ』手助けとなる事。伝えたい事の中から必要な情報を整理し、受け取る人に歓んでもらえるカタチにして、お渡しする。『手に取った人が、よろこんでくれますように。』そんな作り手の思いを広く伝えるための案内役。アフターグロウは今日も良いデザインで、日本をちょっと幸せにしてまいります。