中途入社社員座談会
Crosstalk
それぞれの転職ストーリー
楽天コミュニケーションズは、様々な業界から、様々なスキルと経験を持った人たちが集まり、今日まで成長してきました。以前の職種や業界は違っても、誰もが入社時点で、それぞれの期待、目的、理由があったことでしょう。そして、それは一人ひとり異なるものだったり、あるいは同じようなものだったりするかもしれません。では、入社後に、果たしてそれを満たせたのか、転職して初めて気づいたことは何だったのか、これからどんな目標に向かおうとしているのか…楽天コミュニケーションズへの転職を考えている人がいちばん聞きたい“会社のリアルな姿”を、技術・ファイナンス企画・営業の各部門からメンバーに語り合ってもらいました。
メンバー
Talk Member
Tom
エンジニア
2019年 中途入社
ネットワークエンジニアとして10年以上にわたるキャリアを経て入社。現在、ISPサービスの統廃合プロジェクトならびにRPAによる社内業務の自動化プロジェクトでPMを務めている。TOEIC990点のスコアを持つ。
Walt
ファイナンス企画
2014年 中途入社
大手電機メーカーのグループ企業から入社。会社を移った時点で、SEから経営企画(現在は組織改編によりファイナンス企画)という異例のキャリアチェンジを果たす。充実した社内施設や先進的な勤務環境・制度も積極利用している。
Aya
営業
2018年 中途入社
前職は、新卒で入社した都市銀行での海外送金などの外為業務。楽天コミュニケーションズに勤めていた友人の話から都市銀行と大きく異なる風土に興味を持ち、転職した。
Question 01
楽天コミュニケーションズに転職した理由は?
Tom:楽コム(楽天コミュニケーションズ:社員間の通称)にはいろんなキャリアの人が集まっていますが、皆さんにもどんな理由で転職してきたのかお聞きしたいと思います。Ayaさんからどうぞ。
Aya:私は友人が先に入社していたのが大きかったですね。年齢や経歴を問わず、一人の社員に様々な業務を大胆に任せてもらえると聞いて、そんな社風に惹かれました。特に、失敗を恐れずに前に進もうとする雰囲気があると聞いた時は衝撃的でした。前職は都市銀行の海外送金業務担当で、何よりも信頼が第一であることから、ミスなく慎重・確実に業務を進める風土だったので、チャレンジできる環境に身を置きたいと思い、楽コムへの転職を決めました。
Walt:私もAyaさんと同様に、楽コムへの転職で自分の活躍できる新しい環境を目指しました。今、ファイナンス企画の部署で予実管理業務や内部統制等の業務を行なっていますが、実は前職はSEです。ですから最初はITの技術職として選考が進んだのですが、当時の経営企画部(現在は組織改編によりファイナンス企画部に所属)で活躍してみないかとのお話もいただき、思い切って挑戦しようと決めました。
Tom:Waltさんのどこに経営企画が向いていると思われたのでしょう?
Walt:大学は教育学部だったのですが、高校時代に簿記1級や実務資格を取得していたことが、経営企画配属の打診につながったのかもしれませんね。
Aya:楽コムには、その人が本来持っている資質や特長を活かそうとする人財観があるのかもしれませんね。Tomさんは、どんな理由で転職しようと思ったのですか?
Tom:私も皆さんと同じく、転職でキャリアチェンジをしています。20代に大手電機メーカーで技術翻訳職をしていました。製品に関する仕様書や設計書を英訳したり和訳したりする仕事です。でも、その仕事を通して必然的にITに詳しくなっていくうちに、技術そのものが面白くなってきてしまい、技術者に転職しました。転職後も技術への興味は尽きず、スイッチやルーターを20台以上買い込み、自宅でラボを構築して、CCIEまで取得しました。その後はグローバルな会社で、英語力を活かしつつ、ネットワークエンジニアとしての経験が役立つ仕事がしたいと思って、トップランナーの1社である楽コムにたどり着いたという訳です。
Question 02
入社して分かった会社の雰囲気を教えてください。
Tom:次に、実際に入社してみて感じたこと、分かったことを教えてください。
Walt:一番に感じたのは“風通しの良さ”です。SEから経営企画職へのキャリアチェンジは、未踏の地に足を踏み出すようなものでした。でも、そんなチャレンジ精神で挑んだ私を、上司や先輩は何かとフォローしてくれたのです。特にありがたかったのは、技術的な面でした。前職はアプリ系のSEだったので、電話やITインフラ、クラウドなども初心者同然でしたが、そうした面も多くを学ばせてもらっています。
Aya:経営企画も技術リテラシーが必要なのですね。
Walt:各部から事業の状況をヒアリングするにしても、技術に関して疎いと正確な数字を引き出せません。経営マネジメントをしていくのに自分の分析や判断の信憑性は危うくなります。技術を理解し、自分の意見を持って相手と建設的なコミュニケーションをするうえでも重要ですね。
Aya:私は入社前に聞いていた情報通りどころか、それ以上だったというのが、現在の正直な感想です。入社当初は、現在に縛られずに未来を見据えてどんどん改革していこうという機運が浸透していることに目を見張りました。顧客からの要望で、担当製品の改良の話があがり、すぐに開発までたどり着いたところに、スピード感を感じました。でも、そうした雰囲気にいつしか自分も自然に染まり、今はこのスピード感がデフォルトになっています。Tomさんはどうでした?
Tom:私が思ったのは、周囲に垣根がないこと。いろんな人とコミュニケーションが取れる風土だなと。皆さんバックグラウンドが多彩で、特定の考え方に凝り固まっていない人が多く、要するに仲間と積極的に関わるのが楽しい会社だと感じているのです。今は複数のプロジェクトでPMを任されていますが、誰とでも自由闊達なコミュニケーションができる雰囲気があり、プロジェクトメンバーからの協力が得られやすいと感じています。それにAyaさんが言うように、挑戦しようという意欲が多くの仲間たちから感じられます。
Question 03
楽天コミュニケーションズで働く醍醐味を教えてください。
Tom:社風や雰囲気はお聞きしましたが、そのうえで、楽コムで働くからこその醍醐味はありますか?私から先に言いますと、とにかく最先端の情報と技術に触れる機会が多いことです。AIとか、RPAなどの最新のトピックに関して、豊富な情報を入手しやすいのはエンジニアにとって何よりも刺激的です。楽コム内でもいろんなエキスパートが最新ITの知見を持っていたりしますが、それをさらに楽天グループ全体に広げると、大量のインプットが可能です。設備や環境も十分以上です。最近、楽コムにRPAを導入しようと動き始めたのですが、楽天のコーポレート情報技術部が持っている開発検証環境を快く使わせてもらうことができ、検証作業がはかどっています。
Walt:それでTomさんがRPAに関する技術や知見で最先端に立てば、今度は楽天グループ全体にアウトプットすることになるのですね。確かに楽天グループの一員であることのスケール感は大きいと思います。
Aya:私も楽天グループの他の会社から豊富な情報が入ってくるので、営業に役立っています。情報だけではなく、グループ各社の様々なサービスをお客様にご紹介したり、楽天グループが有する技術やビジネスのノウハウを借りたりと、シナジーはとても大きいと思います。楽コムというコンパクトで少数精鋭だからフレキシブルに動ける一方で、楽天グループという大組織の一員であるダイナミックさも感じています。
Walt:私は楽コム単体だけでもパワフルな組織だと感じています。楽天グループの中でもBtoBに特化した、キャラの立っている楽コムには、法人営業・法人向け技術のスペシャリストが集まっています。ですから、楽天グループの力を借りるばかりではなく、楽天グループが持つ様々な価値を、幅広く世の中の業界と企業各社にアプローチしていける醍醐味があると言えるのではないでしょうか。
Aya:そうですね。スケール感があって、人と人との繋がりも濃密な楽コムは、社員一人ひとりがそれぞれ持つポテンシャルを最大限に引き出せる会社です。ぜひ、お勧めします。
Tom:ありがとうございました。皆さんの発言を聞いて楽コムに入ってきた方がいたら、うれしいですね。