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働き方改革を成功に導く次世代Web会議のススメ

グローバル営業だって効率化できる!
海外の顧客とも簡単に会議をする方法

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顧客との商談を対面ではなく、会議システムを使って行う企業が増えています。昨今のグローバル化に伴い、製造系の企業を中心に、海外に拠点を置く顧客や取引先が増えているのが主な要因です。営業担当者が毎回時間をかけて海外の顧客に会いに行くのはもはや当たり前ではなくなってきています。ツールを活用してグローバル営業を推進する動向についてまとめます。

 

【目次】

1.海外市場参入への高い壁を越える
2.時間・距離を越えて、簡単に会議を実現する

1.海外市場参入への高い壁を越える

国内を中心に事業を営んできた企業が海外市場に参入するには、まずは現地に営業拠点を構え、営業活動する素地を築くのが一般的でした。国境を越えてビジネスを成功させることの難しさの要因の一つに、海外であるがゆえの物理的・時間的な制約があります。
こうした問題を解決するために「IT」を活用し、海外市場に積極的にチャレンジしていこうとする企業が増えています。ITを駆使することで、現地に営業拠点を構えるリスクを減らしながら、日本からでも海外の顧客と容易にコミュニケーションできるようになるからです。
国内企業の営業担当者が海外の顧客と商談するためには、渡航費や現地での滞在費など、膨大なコストがかかっていました。コストに見合った成果が出ていれば良いのですが、必ずしもそうでないという企業がほとんどではないでしょうか。こうしたコストを、ITを活用することで省こうとする機運が高まっています。例えばWeb会議システム等、リモートでもリアルタイムにコミュニケーションが取れるツールを使うことで営業担当者の移動費や滞在費を削減することができます。これまでの「商談=対面」という考え方を見直し、ツールを活用しながら商談のあり方を最適化しようとする企業が増えています。

海外の顧客と会話をする際にWeb会議が優れているのは、音声だけでなく、ビデオや資料もリアルタイムに共有できる点です。英語が母国語でない日本人は英語に不慣れな場合が多く、国際電話といった音声だけでのコミュニケーションに相当の難しさを感じています。更に、国際電話は高額です。こうした言語やコスト的な問題が、海外でビジネスを行う上での難しさに繋がっています。Web会議を使えばこうした課題の解決に繋がります。音声だけでなく対面で同じ資料を見ながら話することで、本当に自分が伝えたいこと、相手が伝えていることを適切にやり取りすることができるようになります。商談や契約交渉といった詳細なニュアンスが求められるシーンになればなるほど、その必要性・重要度は高まるはずです。

2.時間・距離を越えて、簡単に会議を実現する

とはいえ、「顧客にWeb会議システムを使わせるのは……」と考える人は少なくないでしょう。Web会議システムのなかには、事前に利用する端末やユーザーを登録し、アプリやブラウザ用プラグインをインストールしたり、アカウントを事前に発行したりしておかなければならないものがあります。これらを顧客に依頼しても「できない」と言われてしまえば、遠隔商談のスタートにも立てません。会議が成立しなければせっかく調整にかけた労力や集まった人たちの時間がすべて無駄になってしまいます。

最近ではこうした手間を解消するWeb会議システムもあります。最新技術「WebRTC(Web Real-Time Communication)」はWeb会議を簡単に実現するために近年注目されているWeb(HTML5)技術の一つです。ブラウザベースでリアルタイムコミュニケーションを実現するため、今まで手間だった事前のインストールや設定作業が必要なくなります。顧客はブラウザを開き、URLをクリックするだけでインターネット越しにWeb会議に参加できるようになります。誰でも簡単に利用できるため、会議開催に失敗することが多かった、なかなか商談が開始できなかった、いつも部署の担当に接続準備をお願いしていたといった方々には特にオススメです。“簡単に会議が実現できる”ことが、社員のツールの利用率・海外のビジネスパーソンとのコミュニケーション回数を向上させ、ひいては企業の競争力の向上に繋がっていくはずです。

Web会議を使えば、対面での商談が当たり前だった営業活動を改善し、時間や移動に伴うコスト削減が期待できます。特に物理的・時間的な制約があり、かつ言葉のやり取りの難しさもあるグローバルのビジネスシーンにおいては、その効果は絶大です。世界進出へチャレンジをする際の重要戦略の一つとして、Web会議システムの導入を検討してみてはいかがでしょうか?

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