トップ > 働き方改革を成功に導く次世代Web会議のススメ >ストレスのないリモートワーク環境を。Web会議システムの音声品質を考える

働き方改革を成功に導く次世代Web会議のススメ

ストレスのないリモートワーク環境を。
Web会議システムの音声品質を考える

このエントリーをはてなブックマークに追加

政府主導で進められている「働き方改革」
企業に求められていることの一つに、事務所だけではなく在宅や遠隔地からでも仕事ができる「リモートワーク」があります。

今回は、リモートワークの中でも、Web会議に焦点を当て、よく課題とされる「音声品質」についてポイントを整理したいと思います。

 

【目次】

1.Web会議システムに対する不満は「操作」と「音質」
2.Web会議における音質の不満の原因
3.まとめ

1.Web会議システムに対する不満は「操作」と「音質」

リモートワークを実現するツールの一つとして、場所を選ばず簡単な設備と操作で遠隔会議を実現できる、Web会議室システムの需要が高まっています。
しかし、Web会議システムを導入してはみたが、利用率が上がらないということも実際起こってしまっているケースも多いのではないでしょうか。原因はいくつか考えられますが、①操作が複雑で、使うのが面倒 ②音声品質が悪い の2点が主な原因として挙げられます。
ここでは音声品質について取り上げてみたいと思います。

2.Web会議における音質の不満の原因

Web会議システムの導入により、遠隔地からも会議に参加できるようになり、時間を有効に活用できるようになったにもかかわらず、Web会議の音声がクリアに聞こえなければ、何度も聞き返したり、聞き取りに極度に集中したりする必要が生じるなど、結局非効率になり、会議参加者の満足度も下がってしまうでしょう。

音質に不満のあるユーザの多くは、PCに標準搭載されているマイクやスピーカーを利用していることが多いようです。質の良いコミュニケーションができずに、せっかくの会議でストレスを抱えることにもなりかねません。また、スマートフォンやタブレットのスピーカーモードを使って、複数人でWeb会議に参加する場合、発言者にその都度マイク向けなければ、クリアな音声を相手に届けられず、聞き取りが難しくなってしまいます。

格安ヘッドセットでWeb会議の音質問題は解決できるのか?

では、個別にヘッドセットさえ準備すれば、音質は解消されるでしょうか?
例えば量販店では1,000円以下でヘッドセットが販売されています。
残念ながら、音質や装着感が悪いものも多く、あまりお勧めはできません。

一方、Web会議システムを提供している企業が推奨する、性能の良い音声デバイスを使うことで、音声問題が解決されることが多いようです。
音質によるストレスで、Web会議システムの利用率が低い企業の場合、音声デバイスを高品質なものに変えることで利用者も増えることが期待できます。

格安ヘッドセットでWeb会議の音質問題は解決できるのか?

Web会議に参加するシチュエーションによって最適な音声デバイスも異なります。シチュエーション別にお勧めする音声デバイスのタイプをご紹介します。

1.会社の会議室でのWeb会議
複数名での参加する場合、スピーカーフォンを利用すると良いでしょう。360°集音マイクを搭載しているスピーカーフォンであれば、どの方向からでも均一でクリアな音声を相手に届けることができます。
2.自席でのWeb会議参加
自席から1人で参加する場合、ノイズキャンセルマイクを搭載しているヘッドセットを利用すると良いでしょう。
オフィスではいろんな声が飛び交っています。ノイズキャンセルマイク搭載のヘッドセットは周囲の音声を低減するため、自分の音声が相手に聞き取りやすくなり、効率の良いコミュニケーションが取れます。
3.お客さま先でのWeb会議(オンライン同行営業)
お客さま先で商談中に、遠隔地にいる技術者などにWeb会議システムを使って、オンラインで商談に参加してもらうような場合、携帯型の小型スピーカーフォンがあると便利でしょう。
営業担当者にとって、自分では回答が難しい技術的な質問にもリアルタイムに回答することができ、顧客満足度の向上も期待できます。また、技術担当は外出する必要がなくなり、経費削減と業務効率化を図ることができます。
4.在宅でのWeb会議
在宅勤務時に自宅から1人で参加する場合、ヘッドセット、スピーカーフォンを利用すると良いでしょう。PCから離れた場所から参加する場合は無線タイプのヘッドセットも有効です。
ノイズキャンセルマイクを搭載しているヘッドセットであれば、生活音なども低減されるため、家族の出す生活音を気にせず、コミュニケーションが取れます。
5.喫茶店でのWeb会議
喫茶店から1人で参加する場合、無線タイプのヘッドセットが良いでしょう。 有線タイプのヘッドセットでも問題ないですが、ケーブルで器をひっかけ、ドリンクをこぼしてしまう可能性があるため、そのような心配が無い無線タイプを利用し、ケーブルのないすっきりとしたテーブルで安心して会議に参加しましょう。

3.まとめ

Web会議システムの利用率が低いようでしたら、音声デバイスを見直してみてはいかがでしょうか。シチュエーション別に最適な音声デバイスを選択することにより、Web会議システムの利用率も向上し、ユーザはWeb会議の効率化と利便性を実感できるのではないでしょうか。

最適な音声デバイスの機種選定や、大手量販店には置いていない業務用の音声デバイスの提案をご希望される方は、ぜひお問い合わせください。

(推奨デバイスはこちら

TOP